介護職の職業病!?腰痛を予防しよう!!
こんにちは!介護福祉士の鮭です!
突然ですが介護職の皆さん、腰大丈夫ですか?
介護職の腰痛は職業病!
腰痛持ちになってからが1人前!
なんて良く聞きますよね…
介護の現場では利用者の安全が何よりも優先という意識が強く根付いているため、働く人の安全と健康はどうしても二の次になっています…。
腰痛の原因
そもそも、腰痛の原因は何でしょうか!?
それはずばり…不良姿勢を取り続けていること!
不良姿勢とは
中腰
前屈み
捻り
ベッドメイキングや排泄介助、車椅子の方の靴を履かせる時etc.....
介護職は不良姿勢を無意識のうちに取っていることが多いです!
不良姿勢を取り続けていると、筋肉が強張り大きなストレスが身体にかかってしまいます。
そのストレスがどんどん蓄積され、ある日突然…
バーン!!!!!!_( ;ᯅ; _ )
はい、腰痛発症です!
もはや時限爆弾です!!
気づいた時には時すでに遅し。
1度痛めた腰は中々元には戻りません…
そして、腰痛は労災と認められる事が難しい!!
腰痛で労災はおりる?
労災と認められる腰痛は2種類に区分されています。
- 災害性腰痛…仕事中のケガなどによる腰痛
- 非災害性腰痛…長い期間に渡って腰への負担が蓄積された腰痛
どちらも原因が業務によることが明らかで医師から療養の必要があると診断された場合に限られます。
実際に労災認定された腰痛の多くは転倒や転落など、きっかけが明確な災害性腰痛で、残念ながら日々の業務の蓄積による腰痛は中々認めらづらいと言われています。
なので普段から腰痛を引き起こさない行動が大切になってくるのです!!
対策は?
それではどうすればいいのか…
答えは…不良姿勢を取らないこと!!
中腰姿勢にならないようにベッドを腰の高さまで上げて作業する。
前屈みにならないようにしっかり膝を曲げてしゃがみこむ。
腰を捻らないでいいように作業に必要な物は手の届く場所に置いておく
など、少しの手間で不良姿勢を防ぐことができます!
面倒くさがらずにやりましょう!
将来の自分の為です!
あとは利用者の移乗にリフトやスライディングボードを使用するなど出来ればもっと腰痛予防になるんですが、結構なお金も掛かるし、通常より手間も時間もかかる…導入してもいつの間にか倉庫で埃まみれ…なんて事になっちゃいますよね。
まずは職員全員で腰痛を予防していくという意識を付けてから導入を検討することをオススメします!
今後、ノーリフトケア(抱えない、引きずらない介護)についても記事に出来たらと思います!
まとめ
介護の現場の腰痛は職業病ではありません!
不良姿勢を取らないことや、適切な福祉用具を使用する事で腰痛の原因は改善することが出来ます!
まずは自分の健康第一!
心身ともに健康な身体で利用者の生活を支えていきたいですね!!
じゃまたよろしくです!